ヌギュヤア!

あることないこと好き勝手。

徹夜で『宇宙よりも遠い場所』を一気観した話。

一晩かけて『宇宙よりも遠い場所』観ました。良かった、悪かった、そんなことより、泣いた。もし本当に

 

 

までツイッターに書いて絶対収まらないなと思ったので思う存分書きます。

 

記事にするにあたって少しの説明。詳しいのは公式サイトで。

TVアニメ「宇宙よりも遠い場所」公式サイト

端的に言えば「女子高生南極青春グラフィティ!」(原文ママ

なんですが、もうちょっと書くと

 

親が南極で消息を断った子と

高校生やめた子と

仕事で南極行かなきゃいけない子と

青春しそびれた子が

南極に行って少し強くなる話

 

といった感じです。青春のきっかけってそんなもんでしょ?

 

さて、このアニメに対して予備知識は一切無い方が良く、

敢えて取り入れるならば何を基準に南極は『宇宙よりも遠い場所』なのかと言うこと。

今回に関して言えば「旅費」とか「誰でも行けるか」ではなく

「距離」や「時間」そして何より「身近さ」なのかなと思います。

僕らは星を見て、月を見て、気にしてないほど火星や木星も見ていて、

宇宙に放った衛星を使って天気を予測してもらったり、GPSで現在地を知ったり……

そんな見上げれば誰でも感じることができる宇宙よりも身近でない、

遠い存在にある場所、それが南極ということなのだと思います。

そしてそんな身近でない南極は

 

ある人は母を魅了したものを追いかけるため

ある人は嘘のない関係に憧れて

ある人は初めてできた存在と共に

ある人は今までできなかった一歩を踏み出すため

目指したい場所

 

だということなのです。

 

もしここまで読んで「彼女らは南極で何がしたいんだ?」と思った方、

4人は南極に○○したくて向かうわけではありません。

ただ「4人で南極に行きたい」という大目標と「南極のためなら何でもやりたい」心があるのです。

12個パックの卵を買った時にその12個をどんな配分でいつ使うかを

全部決めてから買う女子高生どころか大人は稀ですよね。

彼女達は南極に行って大量の卵を手に入れ、自己流に調理し、

超超おいしく食べたし、いくつかを孵化させて家に持ち帰ったのです。

何がしたいかは南極に着いてから決める。そういうやり方なのです。

 

 

 

なんというか、けいおん!の1期と2期、劇場版までを一気に観たような充実感でした。

ずっと泣いて、ずっと笑って、モヤモヤして、スッキリして。

こんなアニメを見逃しかけていたなんて、危ないところだった……